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2010年8月16日 (月)

プ様と険しい渓谷に守られたオチョロたち(100814、100815釣行記)

先週は台風とそれに刺激された前線の影響により道内の多くの河川で大増水と大濁りで釣りが不可能になってしまいました。私も先週末は道央イワナの楽園へリベンジ遠征に行く予定でしたが、台風の襲来予報が出た時点でリベンジを諦め遠征を中止にしました。そんなとき、マコ君から久々に釣りのお誘いが。そして彼が希望していた行き先が、増水の影響を受けにくい川で、木曜日時点での河川情報からそちら方面の増水量も大したことなかったので、最上流域や支流域ではなんとかなるだろうと土曜日に釣りを決行することにしました。
その行き先は、プ様のお庭ではなく、世界遺産に認定されているプ様のお部屋の各川です。


知床半島第3本流及びその支流M川
8月14日(土)6:50-15:20
天候:晴れ 気温:18-25℃ 水温:9→13℃ 状況:水量多い濁り無し ライズ:オチビちゃんたちバシャバシャ
ハッチ:ヒゲナガ少し、小型カディス多い
釣果:ヤマメさん(21cm)1尾、ヤマメちゃん(新子サイズ-19cm)30-50尾、オショロコマ様(20cm)5-10尾
オチョロちゃん(10-19cm)100尾以上 ※数だけは凄い・・・


・知床半島第3本流(最上流域)

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最上流域に入渓してみると、水量の方はやや多い感じでしたが釣りには全く問題の無い感じでした。かなりの上流域なのですが、オチョロちゃんはもちろん僅かですがヤマメちゃんも元気に挨拶しに来てくれました。ただ、知床方面でも特に魚影が濃いこの川にしては、魚の反応があまり良くありません。
それもそのはず、釣り始めたときはガスがかかっており、水温も9℃と一桁・・・。そりゃあ、活性も落ちますよね。さすが知床といった感じです。


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というわけで、魚の反応もよく無いのでポイントを変えるため入渓点に戻りました。戻った頃には陽も上がり、水温も上昇しており、良い感じになってきました。そこで、一つ下の橋から入渓してみたのですが、そのポイントは釣り上がってすぐの所で、異常な獣臭さ。もうこれは確実にプ様です。まぁ、この川はどこでも魚影が濃いので無理する必要は無いということでそのポイントを諦め、上中流域へ入渓しました。

・知床半島第3本流(上中流域)

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この流域にくると1年生の5~6寸サイズのヤマメちゃんの顔も目立ってきました。ただ、オチョロちゃんの数は異常でした。この辺りではちょっとした淵や落ち込みにもオチョロちゃんがうじゃうじゃ居たのですが。(2人で釣っているのに2人ともそれぞれの瀬で入れ食い状態が終わらないというほんと凄い状態でした)、そういうところに居る魚は幼稚園児ばかりで、中学生~高校生のお兄さんサイズは瀬に付いていました
そんな中、時々・・・

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大学生サイズの20cm、オショロコマ様の姿も見えました。
でも、これより大きな大人サイズのオショロ様には全くお目にかかれませんでした。あれだけ魚が居るんだから1尾くらいは大人サイズも居ても良いのですが・・・。

さて、この日の目的はオショロ様よりもどちらかというとヤマメさんということだったので、またまたポイント移動です。移動先は本流域を諦め、実績のある支流域にしました。


・知床半島第3本流支流M川

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さて、支流域に入ると、これまで釣りをしていた本流とは違い、オチョロちゃんよりもヤマメちゃんのほうがほとんどと言っても良いくらい多くフライに出てきました。
そして、この支流には所々にヤマメさんの親分が溜まっているような大きな淵があったのですが、そのような淵にはヤマメさんも多く溜まっており、1つの淵で・・・


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今年、私が釣ったヤマメさんの中では最大・・・とは言ってもめちゃくちゃ恥ずかしいことに7寸サイズでしたが、2年生のヤマメさんでした。やはり2年生となると顔つきが凛々しくて良いですねlovely
知床には2年生ってほとんど居ないと思っていたので、今後の知床での釣りにやる気が出てきました。こういうのが居るということはおそらく、3年生の尺サイズも少なからず居るはずですから。。。

さて、土曜日はマコ君と2人で知床河川を歩きましたが、日曜日はちょっと怖いですが、1人で引き続き知床河川を探索することにしました。


知床半島第3本流支流M川・K川及び知床S川
8月15日(日)5:30-13:30
天候:ジリ後小雨 気温:17-18℃ 水温:12→13℃ 状況:水量やや多い濁り無し ハッチ:小型カディス少し
ライズ:ほとんど無し
釣果:ヤマメちゃん(新子サイズ-20cm)20尾前後、オショロコマ様(22cm)1尾
オチョロちゃん(10-19cm)不明(3桁はいって無いと思うけど多い)


・知床半島第3本流支流M川

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前日、時間切れのため途中で引き返したM川を本流の合流点まで釣り下ろうとガンガン歩いていくことにしました。ちなみにこの日は、水量も落ち着きやや多いといった感じになっており、条件としては最高のような気がしました。
そして、前日と同じくヤマメちゃんや今回の釣行で最大となったオショロコマ様と遊びながら釣り下っていくと、写真のような期待を持たせる大場所が多くありました。こういう場所でイブニングとかやってみたい気もしますが、怖すぎますよねcoldsweats01
そして、もうすぐ本流というところまで来た時に・・・

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落ち込みが連続した函のポイントに到着しました。とにかく見えている範囲ずっと落ち込みが連続し、水深もかなりある凄い渓相でした。左をヘツって、一つ下のところを右側に渡って、またヘツって行けば見える範囲はとりあえず行けそうでしたが、小雨も降り、1人だったので無理せず引き返すことにしました。

引き返した後、一旦、第3本流から離れ別の水系に行きました。


・知床半島S川

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この川は知床半島の中でも1、2を争うプ様の巣なので、意を決して突撃する必要があります。おまけに、入ったポイントというのが林道を車で数キロ走って入渓するポイント。今回、初めて入ったのですが、両岸には鬱蒼とした森があり、河原にはフキというプ様のお庭ではなくお部屋といった感じでした。やはりこういう場所ですから魚影の方は素晴らしく、まずまずのヤマメちゃんやオチョロちゃん(なぜかこの川のオショロコマは、ほとんどが銀化気味)が多く居ました。
しかし、魚は居るのですが、恐怖心には勝てず(スプレー、爆竹、鉈だけでは心もとなかった・・・)、少し歩いただけで脱渓し、第3本流の支流に戻りました。


・知床半島第3本流支流K川

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この支流は支流M川や本流域とは少し様相が異なり、砂利が黄色っぽく、入渓してしばらくはやや平坦な感じの渓でした。しかし、少し釣り下っていくとガンガン流れる感じになり・・・

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またまた、落ち込みが連続するポイントに。それぞれの落ち込みは深くなっており、これまた大物が潜んでいそうな雰囲気でしたが、ここはヘツリが不可能で越えるには高巻くしかなさそうでした。ただ、その高巻きがそう簡単に行きそうな感じではなく、やむを得ず脱渓することにしました。ここを越えれば、また本流に出れるのですがねぇ・・・。

というわけで、雨も強くなってきたので昼過ぎですがこの日の釣りを終了しました。

知床は秘境と言われますが、今回はそれを本当に強く感じました。
魚は可愛らしいサイズがほとんどですが、異常なくらい濃い魚影。凄すぎますhappy02
この魚たちの魚影は、この地が人間社会から離れたところにあるというだけでなく、険しい地形や多くのプ様にも守られているものだと感じました。そして、その一線を越えれば、巨大オショロコマ様や尺ヤマメ様にも会えるような気がしました。来年は無理しない程度にもう少し今回であった函なんかを越えたり、別ルートを探したりしようと思います。道南を離れて、こういう山岳渓流はあまり来ないと思い、最近ウェーダーはブーツタイプだけ使っていたのですが、また、ストッキングタイプのウェーダー+ウェーディングシューズを購入しようと思いました。
でも、魚たちのために一線を越えずに、そういう場所をそっとしておいてやるのも大事なのかもしれませんが・・・。

ロッド:TIEMCO EUFLEX XFP792
リール:HARDY FlyWeight
ライン:DT2F(ULTRA4 FRESHWATER) リーダー5X8ft(ブッシュマスター) ティペット5X50cm
ヒットフライ:エルクヘアカディス#6-12 ロイヤルウルフ#12 アントパラシュート#12 ビートル#12
ブラックパラシュート#22 ライトケイヒルパラシュート#14 ※ビートル、アントは反応悪い、ロイヤルウルフの反応良し

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コメント

こんばんは。
お盆は地元で釣りをしていましたね。
この天候ならへたに遠征するよりは賢明です。
知床の淡水渓の川の夏は短くその息吹を感じさせる山女とオショロの美しさは艶があり道南や道央と違う魅力が
あります。
特にオショロの色っぱさぱ+.(・∀・)゚+.゚イイ
知床の岬にぃ~はまなすの咲く頃~~♪
まさに極東の美魚です。
しょっぱいほうの水でのカラフトは今週狙ってみますが
不漁年なのでどうなることやら・・・・

投稿: yyamame | 2010年8月17日 (火) 00時01分

おはようございます。アカガレイさん。
あの知床のヒグマ高密度地帯に、単独で入った渓もあるのですね。相変わらず度胸がありますなぁ(笑)。道東の山岳渓流の渓魚は、ヤマメでもオショロコマでもあまり大きな個体はいませんね。これは、数が多すぎるのではないでしょうかね。西別川あたりだと比較的道南に近いサイズも釣れることはあるのですが・・。

でも人跡未踏の渓は魅力がありますよね。私も基本的には人の多い釣り場は好きではありません。行ってみたいのですが、リスクが大きいですね。

まあ、アカガレイさんのことですから、人知れず、アップはされていない伝説をたくさん作っていることと思いますが、単独で入渓の時にはくれぐれもお気を付け下さい。

秋にタイミング合いましたら、道南でキノコでも採りましょう(笑)。

投稿: shinya@自宅 | 2010年8月17日 (火) 06時27分

>yamameさん
今回は凄い増水を予想して地元にいました^^
大雨が降っても、知床界隈ってどういうわけかあまり濁らないので、多少の増水でも釣りができるから重宝してます。ただ、小型なのとプ様の巣窟なのが大きな問題ですが^^;;;
知床のオショロコマもヤマメちゃんも体に艶がありますよね。ただ、ヤマメの方はもう錆び始めている個体も居ました。じわじわとこの界隈は秋になってきているようです。
しょっぱい方の水でカラフトですか。もし、こちら方面に来られるのでしたら、今のところ、漁業の方は水温が高くて厳しい模様です。
釣りに関しては半島の海峡側において、車で行けるところまで行って、少し歩けば今年も良い話が聞こえてたりします。
私は、今日も夕方、近所へカラフト釣りに行ってきましたが、ここ1週間はお魚が見れてません(>_<)ハシリの頃に数本見れたのですが、今はちょうど本体が来るまでの閑散期なのかもしれません。盆も過ぎたことですから、そろそろ本体が来るはずなのですが。。。

投稿: アカガレイ | 2010年8月17日 (火) 23時27分

>shinyaさん
道南でプ様の居る川を歩き回っていましたが、やはり知床では勝手が違いますね。知床は大半の川岸が笹薮に覆われてて雰囲気が気持ち悪い上、少し上流に行くと獣臭さが凄いです(>_<)
そんななか無理して川を釣り上がっても、確かに大きな魚には出会えませんね。魚が多すぎて密度が濃すぎるせいだと私も思います。そして、ただでさえ密度が濃くて餌当たりが悪いのに、夏が短く、虫が出る期間も短いので餌そのものが少ないのもあるんでしょうね。この時期に釣り歩いてても、ほとんどアブが居ないことからも分かるように(釣りやすくてよいですが^^;;;)。
なかなかご一緒する機会がありませんが、どこかでご一緒できたらと思います(私が、道東サーフの釣りをすれば出会えそうなのですが^^;;;)。

投稿: アカガレイ | 2010年8月17日 (火) 23時37分

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